Inleiding tot de R-statistiek

統計学全般に関する備忘メモの書庫(三中信宏)

2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧

「Statistics with R」

このサイトは以前はフランス語で書かれていたのですが,最近になって全面的に英訳されたことを知りました: Statistics with R http://zoonek2.free.fr/UNIX/48_R/all.html Rを用いての統計分析全般にわたるサイトなのですが,何よりもグラフィクスまわりの…

「R和書リスト」

R掲示板〈RjpWiki〉の中に,R関連の和書をリストしたページができました. R本リスト ここ1~2年の間に日本でも「R本」がどんどん増えていることがわかります.ご参考まで. [追記]その後,R洋書の情報もどんどん付け加わっていることを知りました.…

「ハンドアウト(第6講)公開」

11月29日の第6回講義でのハンドアウトはすでに公開しましたので,〈租界R〉からダウンロードしてください.

「これからの講義日程(再改訂版)」

確定した補講日を組み込んだ今後の講義日程をお知らせします.講義の進捗状況を考慮して,内容を少し調整しました 11月29日(木) 実験計画法(1):完全無作為化法と分散分析 12月6日(木) 実験計画法(2):乱塊法と分散分析/多重比較 12月13日(木)〔…

『The History of Statistics: The Measurement of Uncertainty before 1900』

Stephen M. Stigler (1986年刊行,Harvard University Press,ISBN:0674403401 [hbk] / ISBN:067440341X [pbk] → 版元ページ) 統計学史の本として定評があり,版を重ねています.400ページもある厚い本だが,ペーパーバック版であれば,たった二千円ほどで…

「補講は1月31日(木)にまとめてやります」

2回分の補講がありますが,今の予定では: 【補講日時】2008年1月31日(木)の「4限」と「5限」 の2コマを当てるつもりです.今後,他の講義の補講との調整が必要になるかもしれませんが,上記のとおりお知らせしておきます. [追記]生物学科事務室から連…

「29日の講義は実験計画法と線形モデル」

次回の講義は,線形統計モデルへの入門として,実験計画法に関連するいくつかの統計的問題を説明します.とくに,実験計画を立てたときに,背後でどのような線形モデルが仮定されているのか,そしてそのモデルが通用する前提条件とは何かを考えます.さらに…

『Rで学ぶクラスタ解析』

新納浩幸 (2007年11月刊行,オーム社,ISBN:9784274067037) しばらく空けていましたが,別府から帰ってきました.今年になってからいったい何冊の「R本」が出ているのか.この新刊は(まだ手元に届いていないのですが),多変量解析の一つの手法であり,…

「ハンドアウト(第5講)公開」

11月15日の第5回講義でのハンドアウトはすでに公開しましたので,〈租界R〉からダウンロードしてください. なお,後半の線形モデル(LM)の説明での「タブレット手書き」がとても評判が悪かったので(……),次回(11月29日)の講義では,もっとましなスラ…

「15日の講義は共変動と線形モデル」

11月15日(木)の講義は,前半で前回の補足説明として,変量間の共変動(covariation)の直感的意味とその尺度としての共分散・相関係数をとりあげます.後半は,線形統計モデルの基本的事項について説明し,それを踏まえた実験計画法に話を進めます.線形モ…

「D・スライス:幾何学的形態測定学」

形態測定学(morphometrics)の総説論文が Annual Review of Anthropology の最新巻に載っていて,pdfとしてフリーダウンロードできます: Dennis E. Slice (2007), Geometric Morphometrics. Annual Review of Anthropology, Vol. 36: 261-281, October 200…

「私語」

授業中ずっと私語を言っている人達がいて 右側の一角ね.深く反省してください.>該当者諸君.

「エコ!」

出席票はもっと小さい紙のほうが環境に優しいと思う.エコ! ぐぅの音も出ません・・・.はい.

「エクセルの余波は続く」

こんな質問も: 東大の文学部心理学科では Excel を用いていると聞きましたが,大丈夫でしょうか? そうですか.事実関係はその学科の知人に確認してみましょう. それとは別に,Excel を用いて統計分析をしているユーザーはきわめて多いと私は認識していま…

「多変量正規分布の密度関数」

前回の講義に関して,こんな質問がありました: p変量正規分布がなぜあのような形で表されるかわかりません. p変量の式で,expの項を一部転置行列にしているのは,expのpの項を無次元の数にするためと考えてOKですか? 多変量確率分布は,思い切って「…

「共分散の意味」

前回の講義に関して: 正の共分散のときなぜ右上がりの分布になるのか.負の共分散のときなぜ右下がりの分布になるのか,わからないです. という質問がありました.多変量の確率分布では共分散(covariance)が重要な意味をもっているので,ここで補足説明…

「確定履修者数」

理学部事務室から連絡があり,「生物統計学」の確定履修者数は: 「86名」(理学部2年生「78名」+3~4年生「8名」) とのことです.ただし,他学部・他学科からの履修者数が確定するのは今月末なので,最終的には「90名」ほどでしょう. 繰り返しになります…

「ハンドアウト(第4講)公開」

11月8日の第4回講義でのハンドアウトはすでに公開しましたので,〈租界R〉からダウンロードしてください.

「多変量確率分布グラフィクス」

前回の講義の中で,二変量正規分布の散布パターン3Dグラフを〈R〉で描画するデモをしました.当日のデモに用いた〈R〉スクリプトとその出力例をまとめたドキュメントを公開しました. 二変量正規分布の2D/3Dグラフィクス http://cse.niaes.affrc.go.jp/minak…

「複数の変量間の“相関”について」

前回の講義に関連して: 四つ以上のデータの相関を視覚的に表現できないか? という質問がありました. 明日説明することになりましたが,相関係数はふたつの変量の間で定義されます.したがって,それ以上の数の変量間での“相関”となると,別のタイプの関連…

「明日の講義はRの紹介と多変量確率分布」

明日の講義では,統計言語〈R〉について,少しまとまった紹介をした上で,とくにグラフィクスを中心にデモをしたいと思います.今後の講義でもときどき〈R〉を使った計算結果を示すことになるでしょう. 後半は,二つ以上の確率変数の同時分布について説明し…

「統計学史サイト」

統計学は,確率論とともに,とても長い歴史のある学問であり,現在私たちが使っている統計学・確率論の概念や理論のルーツをさかのぼると何世紀も前に引っ張り込まれることが少なくありません.前回の講義の質問の中で,「誤差の確率分布の式がどうしてこう…

「エクセルからRへ」

Microsoft Excel でデータを集約したとき,そのデータファイルを他の統計解析ソフトウェアにインポートするにはどうすればいいかという問題が生じます. 〈R〉についていえば,Excelのデータファイル(***.xls)をそのまま読み込むことはもともとはできませ…

「エクセル統計計算のどこがワルイか」

先日の講義に関連して,こういう質問がありました: エクセルは具体的にどのような欠陥があるのでしょうか? はい,Microsoft Excel の統計関数についての問題点をとりまとめた下記サイトをまずごらんください: 「Excel は,ひどい(酷い・非道い)という話…

「確率変数の独立性」

11月1日の質問から: (X-μ)/σ=rcosθ,(Y-μ)/σ=rsinθとおくと,XとYが独立でなくなると思うのですが,それでいいのですか? 確率変数(変量)の「独立性(independence)」については詳しく説明しませんでした.ふたつの変量XとYがあって,それぞ…

「Tinn-R:〈R〉専用エディター」

「Tinn-R」という〈R〉専用エディターがフリーで公開されています: Tinn-R: Edit code and run it in R http://www.sciviews.org/Tinn-R/ Tinn-R は〈R〉と連動して使えるので,プログラムを書いたり,計算させたりする作業を効率化できるでしょう.上記サ…

『Rプログラミングマニュアル』

間瀬茂 (2007年11月近刊,サイエンス社[新・数理工学ライブラリ[情報工学] 1],ISBN:9784901683500) 11月1日の講義では〈R〉を用いたデモをしました.統計言語としての〈R〉について書かれた近刊で,〈R〉を用いたプログラムを書くときに役立つと思われ…

「昨日の講義ハンドアウト」

昨日(11月1日)の講義で用いたハンドアウトは,すでに私のサイト〈租界R〉で公開しましたので,必要な人はダウンロードしてください. いくつか質問を受けていますが,順次ここで答えていく予定です.