R と R Commander (Rcmdr)パッケージをインストールする際に憑依する “フシアワセ” を除霊するための手順を備忘メモとしてまとめる.
【Windows環境】
- ユーザー名はもちろんパスやフォルダーの名称に「全角文字(マルチバイト文字)」は絶対に使用しない.[2022年4月8日加筆]
- R起動時には「一般ユーザー」ではなく「管理者」としてログインする(マウスの右クリックで選択する).[2022年4月8日加筆]
- R本体とパッケージは一つ残らず最新バージョンにアップデートする.そしてリモートディスク(たとえば OneDrive)ではなく,手元のPCのローカルディスクにインストールする.[2021年4月13日加筆]
- PCをいったん再起動する.
- それでもダメなら,最後の手段として,RとRcmdrが正常に起動しているPCから「library」フォルダーを丸ごとコピペ( “生体肝移植” )する.
【macOS環境】
- 「Xcode」 https://developer.apple.com/jp/xcode/ をインストールする.ただし,Xcode は巨大(4GBほど)なので要注意.
- 「XQuartz(X11)」 https://support.apple.com/ja-jp/HT201341 をインストールする.
- R本体と関連パッケージ群はすべて最新バージョンにアップデートする.
- PCをいったん再起動する.
ただし,Rのメジャーアップデートの際には,上記の防御策では太刀打ちできない巨大なフシアワセが降臨することがある.メジャーアップデートをしばらく見送るという穏健な方針もありだが,どうせいずれはアップデートしなければならないのだから,積極的に “人柱” として身投げしてみてはどうか.