R と R Commander (Rcmdr)パッケージをインストールする際に憑依する “フシアワセ” を除霊するための手順を備忘メモとしてまとめる.
【Windows環境】
- 「一般ピープル」ではなく「管理者」としてログインする.
- R本体とパッケージは一つ残らず最新バージョンにアップデートする.
- PCをいったん再起動する.
- それでもダメなら,最後の手段として,RとRcmdrが正常に起動しているPCから「library」フォルダーを丸ごとコピペ( “生体肝移植” )する.
【macOS環境】
- 「Xcode」 https://developer.apple.com/jp/xcode/ をインストールする.ただし,Xcode は巨大(4GBほど)なので,Rに必要な Command Line Tools のみをインストールする方法もある:Qiita「Xcodeをインストールせずに、Command Line Toolsをインストールする方法」(2017年3月4日) https://qiita.com/iwaseasahi/items/eb820762600c815ab100
- 「XQuartz(X11)」 https://support.apple.com/ja-jp/HT201341 をインストールする.
- R本体と関連パッケージ群はすべて最新バージョンにアップデートする.
- PCをいったん再起動する.
ただし,Rのメジャーアップデートの際には,上記の防御策では太刀打ちできない巨大なフシアワセが降臨することがある.メジャーアップデートをしばらく見送るという穏健な方針もありだが,どうせいずれはアップデートしなければならないのだから,積極的に “人柱” として身投げしてみてはどうか.