2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧
これまで講義ごとに質問票を回収してきましたが,いくつかについてはこのブログで回答しました.それぞれの講義日ごとにまとめましたので,下記の一覧からたどってください: 質問回答
6月30日の講義は「共分散(covariance)」と「相関係数(correlation coefficient)」の話をします. これまでの講義は,単一の確率変数(変量)に関する統計学でした.しかし,現実には二つ以上の変量の挙動を同時に分析する必要があります.次回の講義では…
今日は,統計モデリングの一般論について解説しました.モデル選択の原理について話をした上で,これまでの線形モデル(LM)を出発点として,一般化線形モデル(GLM),さらには一般化加法モデル(GAM)への拡張,さらには混合効果モデルを組み込ん…
本日の講義の冒頭で連絡しましたが: 【休講】7月14日(月) ※理由:東大農学部学生の見学旅行に同行するため その補講日と時間帯・教室は下記の通り確定しました: 【補講】7月17日(木),14:40~16:10,212教室(112の真上) 以上.
これまで数回にわたって,実験計画法にともなう分散分析と多重比較というテーマで講義をしてきました.その背景には「線形モデル」というパラメトリック統計学の重要ポイントがあります.明日23日の講義では,統計モデルに焦点を当て,すでに具体的に説明し…
更新がすっかり滞ってしまいました.これから改心します. リクエストがありましたので,これまで講義で配布したハンドアウトをpdfで公開しました.私の統計学ページ: 租界Rの門前にて http://cse.niaes.affrc.go.jp/minaka/R/R-top.html の下の方に,講義…
今日の講義では,処理平均の差に関する多重比較の原理とさまざまな補正法について説明しました. 質問です: 【質問】帰無仮説や対立仮説や検定統計量の意味が結局わかりません. データをとる目的は対象に関するある性質を推論することにあります.ある実験…
今日は実験計画に関わる線形モデルと分散分析に関する最後の講義でした.分割区法(split-plot)と細分区法(strip-plot)について解説しました.実験計画法の中でもレイアウトが複雑な手法だったので,何をどのように無作為化したのかがわかりづらかったか…
今日は,乱塊法の分散分析を1要因と2要因について説明した.数値計算については,R Commander のデモを併用しました.複数の要因間の交互作用についてはわかってもらえたでしょうか. 【質問】交互作用と誤差をどう分けるのか,聞いていたのだがいまひとつ…