Inleiding tot de R-statistiek

統計学全般に関する備忘メモの書庫(三中信宏)

「明後日の講義は期待値演算と正規分布」

明後日(11月1日)の講義は,前回に引き続き,確率変数(変量)の期待値に関する演算のいくつか性質をまとめます.続いて,ある定理の証明を通じて,母数(パラメータ)とその推定量(estimator)との関係のひとつである「不偏性(unbiasedness)」について話します.これが前半.

後半は,連続型変量の確率分布の代表として「正規分布」を取り上げます.正規分布を決定する二つのパラメータ(平均と分散)を説明した上で,その確率密度関数のグラフを〈R〉でいくつか描画し,直感的な理解を目指します.

なお,今回の講義から,スライドとともに,試しにペン・タブレットを用いた“板書”を使ってみます.見え具合(可読性)についてのご意見をあとでよろしく.