Inleiding tot de R-statistiek

統計学全般に関する備忘メモの書庫(三中信宏)

「実験データー解析概論質問集(5月30日)」

  • #NodaiStat 【質問】「実験計画と正規分布の関わりがわかりません……」/【回答】実験計画法は統計学的に扱えるデータを取るための技法.ある実験計画からデータが得られれば,計画時に設定された統計モデルにしたがって,その “ばらつき” を切り分け,最終的にF値まで計算できます. posted at 16:29:55
  • #NodaiStat (承前)データから計算されたF値の大小を解釈するときに初めて,天の上からパラメトリック統計学が “神託” を下します.帰無仮説を仮定したときに,F分布が得られたF値に対してどれくらいの確率を与えるか.これは完全に数学の世界の話です. posted at 16:32:21
  • #NodaiStat (承前)明日の講義では乱塊法という別の実験計画法について解説します.いずれの実験計画法であっても,データから計算された統計量(平均平方とかF値)の帰無仮説のもとでの確率分布を考えるというのが,大きなストーリーの流れになります. posted at 16:35:20
  • #NodaiStat 【質問】「分散分析では対立仮説が受け入れられても要因の有意性を示すだけで,水準間の有意差を示せるわけではない.とすると,分散分析ではなく最初から多重比較した方が近道ではないですか?」/【回答】状況によっては分散分析なしで多重比較に直行するという手はあります. posted at 16:38:25
  • @konamih 平均とか分散はもちろんすぐ身体化できますが,平均平方とかF値もまたその認知統計学的な意味付けは難しくないですね.尤度やAICでも可能だろうとワタクシは思います. #NodaiStat posted at 16:40:16