Inleiding tot de R-statistiek

統計学全般に関する備忘メモの書庫(三中信宏)

「竹村彰通『統計[第2版]』目次」

京都は柳馬場通り沿い蛸薬師通りを上がったところにある〈コープイン京都〉から書き込みです.国際シンポジウムでの発表は先ほど終わりました.トークが「25分」なのにディスカッションが「20分」もあって,ものすごく疲れました.

先日ここで紹介した:竹村彰通『統計[第2版]』ですが,目次を〈leeswijzer〉に載せてありますので,ご参考まで.数理統計学の本としてはオーソドックスに手堅くまとめてある(難易度も高くない)と思われますので,学部学生の“死亡率”はきっと低いでしょう.

また,統計学の基本概念(データの散布図や確率分布)を統計言語〈R〉を使ってハンズオン的に説明してありますので,この機会に私用のパソコンに〈R〉をインストールして,さっそく遊び始めてはどうでしょうか.

私の講義は「実習」ではありませんので,教室で〈R〉を使うことは(デモンストレーション以外では)ありませんが,将来的に〈R〉を知っておくことは必ず有利になります.

さて,京都での私の発表はもう終わってしまったので,あとは野となれ山となれ他の講演をしっかり勉強することにしましょう.すぐ近くの錦市場のざわめき,今時はやりの“町家”風レストランの誘惑,そして大小取り混ぜてのアルコール提供場所がまわりをぐるっと取り巻き,「学業成就」の点からはよろしくない環境かも.