Inleiding tot de R-statistiek

統計学全般に関する備忘メモの書庫(三中信宏)

「科学哲学の参考書」

「科学哲学の適当な参考書はないでしょうか?」という質問がありました.私が第2回の講義で説明した推論様式としての“アブダクション”については,拙著『系統樹思考の世界』(→紹介ページISBN:4061498495)の第1章をごらんください(宣伝宣伝).

もっと一般的な科学哲学の参考書となると,現時点では:サミール・オカーシャ[廣瀬覚訳]『1冊でわかる 科学哲学』(2008年3月25日刊行,岩波書店[〈1冊でわかる〉シリーズ],vi+194+v pp.,本体価格1500円,ISBN:9784000268967版元ページ)が,ハズレのない選択肢だと思います.とくに,第2~4章あたりが私の講義と関係します.