Inleiding tot de R-statistiek

統計学全般に関する備忘メモの書庫(三中信宏)

「初回の講義に関連して」

4月14日の初回講義に関連して,いくつかのコメントが寄せられています.まだ本論に入っていない段階ですが,以下,お答えできる範囲で.まずは数学・統計学とのつきあい方から:

  • 講義の名前にびびったが来てよかったと思った.何となく先生の話が“数の悪魔”というものに少し似てると思った.数学は“けり”な感じだが,できればがんばりたい.
  • 計算が本当に苦手なので不安に思っていましたが,今日の講義を聞いて安心しました! 次回の講義がたのしみです.
  • 高校以来,数学に全く触れていない私ですが,先生があれだけ強調して数字は関係ないとおっしゃっていたので受けてみたいと思います.
  • 具体例を多めにお願いします.

農学系の多くの学生は数学で「つらい体験」を重ねてきた人が少なくありませんので,今回の講義では“数式”の出し方には十分に注意したいと思います.初回に話しましたが,統計的なものの考え方は誰もがその素地をもっていると私は確信していますので,それが出発点であり到達点でもあるのです.次回からもできるだけ具体的な事例をまじえながら話をしていきたいと思います.

続いて,私の講義スタイルについて:

  • よく声が通りますね! 聞きやすいです.でも話すのが早いです・・.スライドの字が小さくて見えません.
  • 声もスライドもちょうどよかったのですが,一番前だったので参考にはならない気もします.
  • スライドは見やすかったのですが,ちょこちょこ不思議な絵があるのが気になりました.
  • プリントもっと大きく(A4サイズでも)してくれたら,と思います.
  • いままで受けたことのないタイプの授業なのでノートやメモの取り方が難しい気がします.

フシギな絵はこれからもよく登場します.あと,早口なのは初回だったからかもしれません(もうひとつ理由があるのですが,それはヒミツ).今回の授業はスライドが主体で,板書をすることはまったくないと思います.可読性の高いスライドづくりを心がけてはいますが,何といっても教室のウツワがとても大きいですので,視力に自信のない受講生は前方に陣取ることをお勧めします.

それでは,次回また教室でお会いしましょう.