Inleiding tot de R-statistiek

統計学全般に関する備忘メモの書庫(三中信宏)

『ゲノム進化学入門』

前回(12月20日)の講義で,分子系統学における統計学的方法について話しました.おそらく本郷に進学されてから,分子進化や分子系統に関する講義を受ける機会が増えると思います.つい最近ですが,国立遺伝研の斎藤成也さんが,この分野の最新刊を出版され…

「R和書リスト」

R掲示板〈RjpWiki〉の中に,R関連の和書をリストしたページができました. R本リスト ここ1~2年の間に日本でも「R本」がどんどん増えていることがわかります.ご参考まで. [追記]その後,R洋書の情報もどんどん付け加わっていることを知りました.…

『The History of Statistics: The Measurement of Uncertainty before 1900』

Stephen M. Stigler (1986年刊行,Harvard University Press,ISBN:0674403401 [hbk] / ISBN:067440341X [pbk] → 版元ページ) 統計学史の本として定評があり,版を重ねています.400ページもある厚い本だが,ペーパーバック版であれば,たった二千円ほどで…

『Rで学ぶクラスタ解析』

新納浩幸 (2007年11月刊行,オーム社,ISBN:9784274067037) しばらく空けていましたが,別府から帰ってきました.今年になってからいったい何冊の「R本」が出ているのか.この新刊は(まだ手元に届いていないのですが),多変量解析の一つの手法であり,…

「D・スライス:幾何学的形態測定学」

形態測定学(morphometrics)の総説論文が Annual Review of Anthropology の最新巻に載っていて,pdfとしてフリーダウンロードできます: Dennis E. Slice (2007), Geometric Morphometrics. Annual Review of Anthropology, Vol. 36: 261-281, October 200…

『Rプログラミングマニュアル』

間瀬茂 (2007年11月近刊,サイエンス社[新・数理工学ライブラリ[情報工学] 1],ISBN:9784901683500) 11月1日の講義では〈R〉を用いたデモをしました.統計言語としての〈R〉について書かれた近刊で,〈R〉を用いたプログラムを書くときに役立つと思われ…

「統計学入門書リスト(和書)」

日本語で書かれたあるいは訳された統計学入門書のリストを更新しました. 統計学へのお誘い本リスト 31-Oct-07 version “死亡率”が比較的低く(最後のカテゴリーは別),しかも役に立ちそうな参考書です.このうちとくに何冊かはお薦めですが,それは講義中…

『R Commander ハンドブック』

舟尾暢男 (2007年8月13日刊行,九天社, ISBN:9784861671913[CD-ROM付き]) 次回の講義から,「正規分布」など代表的な確率分布が出てきます.その際,講義中にグラフや計算例を示すときには〈R〉を用います.今年になって〈R〉のGUIである「R Commander…

『Rによるデータサイエンス:データ解析の基礎から最新手法まで』

金明哲 (2007年10月25日刊行,森北出版,ISBN:9784627096011) 「第I部」の約60ページは〈R〉への導入である.本書のセールス・ポイントはむしろ230ページもある「第II部」にあるといえる.本書の基本テーマであるデータ・マイニングに必要な各種の統計解析…

「竹村彰通『統計[第2版]』目次」

京都は柳馬場通り沿い蛸薬師通りを上がったところにある〈コープイン京都〉から書き込みです.国際シンポジウムでの発表は先ほど終わりました.トークが「25分」なのにディスカッションが「20分」もあって,ものすごく疲れました. 先日ここで紹介した:竹村…

『総研大ジャーナル No.12 2007年秋号』

(2007年9月30日発行,総合研究大学院大学,ISSN:なし) 私の講義の中でも,そのうち「モデル選択論」が登場しますが,そのベースになっているのは「情報量統計学」という比較的新しい理論体系です.本誌のこの最新号では〈赤池統計学の世界〉という特集が組…

『数学セミナー 2007年11月号』

(2007年11月1日発行,日本評論社,ISSN:0386-4960) 今月の数学セミナーでは,特集〈統計科学のすすめ[その2]〉が編まれている(→目次).2007年2月号の特集〈統計科学のすすめ[その1]〉(→目次)に続く第二段だ.べいづにMCMCにAICだ.書くべき人が書…

『Statistical Computing with R』

Maria L. Rizzo (2007年10月15日刊行予定,Chapman & Hall,ISBN:9781584885450) 版元ページを見ると,12月刊行予定となっている.紹介文によると,「Monte Carlo methods, bootstrap, MCMC, and the visualization of multivariate data」も含まれるそう…

『統計[第2版]』

竹村彰通 (2007年9月25日刊行,共立出版[共立講座・21世紀の数学:第14巻],ISBN:9784320018518) 10年前の1997年に出た初版の改訂版.基礎的な統計理論に関する教科書だが,〈R〉を用いた計算事例が載っていて,参考になるだろう.本書のコンパニオン・…

『Rによる医療統計学』

Peter Dalgaard著/岡田昌史監訳 (2007年1月刊行、丸善、ISBN:9784621078112)

『Rの基礎とプログラミング技法』

U.リゲス著/石田基広訳 (2006年10月刊行、シュプリンガー・ジャパン、ISBN:9784431712183)

『RとS-PLUSによる多変量解析』

B.エヴェリット著/石田基広訳 (2007年6月刊行、シュプリンガー・ジャパン、ISBN:9784431713128)

『R Commanderハンドブック: A Basic-Statistics GUI for R』

舟尾暢男 (2007年8月刊行、九天社、ISBN:9784861671913)

『Rで学ぶデータマイニング 1: データ解析の視点から』

熊谷悦生・舟尾暢男 (2007年4月刊行、九天社、ISBN:9784861671760)

『Rで学ぶデータマイニング 2: シミュレーションの視点から』

熊谷悦生・舟尾暢男 (2007年10月刊行、九天社、ISBN:9784861671982)

『RとRコマンダーではじめる多変量解析』

荒木孝治 (2007年10月刊行、日科技連出版社、ISBN:9784817192417)