Inleiding tot de R-statistiek

統計学全般に関する備忘メモの書庫(三中信宏)

2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

『レオナルド・ダ・ヴィンチ解剖図集』

講義後に質問されたのですが,スライドでお見せした『レオナルド・ダ・ヴィンチ解剖図集』についての情報です: 松井喜三(編)『レオナルド・ダ・ヴィンチ解剖図集』(1971年6月20日刊行[2001年4月10日新装版],みすず書房,ISBN:4622049937) この本は大…

「1月31日の補講は形態測定学」

1月31日(木)は第4~5限に補講を行ないます.この補講では,形態測定学(morphometrics)について話します.生物形態を定量化して考察するという比較形態学の研究は一世紀前の D'Arcy Thompson の「デカルト変換格子」の理論に代表されるように,アイデアと…

「ハンドアウト(補講)公開」

1月31日(木)の4~5限は補講ですが,そのハンドアウトはすでに公開しましたので,〈租界R〉からダウンロードしてください.なお,分量が今までの2倍(5.8MBほど)ありますので,ダウンロードの際は注意して下さい.

「最新ベイズ統計学の日本語文献」

日本語で読める,最新ベイズ統計学の文献をいくつか紹介します.まずは図書館などで立ち読みしやすい雑誌の新しい特集をひとつ: 『数学セミナー』2007年11月号 特集〈統計科学のすすめ(その2)〉 http://www.nippyo.co.jp/maga_susemi/ss0711.htm この特…

『Rで学ぶ経営工学の手法』

長畑秀和・大橋和正 (2008年1月刊行,共立出版,ISBN:9784320018556 → 版元ページ) こちらの新刊はOR(operations research)を中心とする内容とのこと.

『Rによるやさしい統計学』

山田剛史・杉澤武俊・村井潤一郎 (2008年1月刊行,オーム社,ISBN:9784274067105 → 版元ページ) 出版社の紹介によると,前著『SPSSによるやさしい統計学』をR用に書き直した新刊らしい.

「学生による授業評価アンケート集計結果」

前回の講義で実施した「授業評価アンケート」の集計結果を下記に掲載しました: 集計結果 駒場で生物統計学の講義を担当するのは今年が初めてなのですが,改善点は具体的に浮上していますので,来年度はよりよい講義をしたいと思います. ご協力ありがとうご…

『Bayesian Analysis Using Bugs: A Practical Introduction』

David Spiegelhalter, Nicky Best, Andrew Thomas, and David Lunn (2008年1月近刊,Chapman & Hall / CRC, ISBN:9781584888499 [pbk]) 近刊情報ですが,WinBUGS を開発してきた研究者らが,それを用いた Baysian MCMC の解説書を出版します.日本語ではま…

「ベイジアンMCMCソフトウェア」

昨日の講義では,ベイジアンMCMCに関連するソフトウェアを用いたデモンストレーションを行ないました.いずれもフリーのソフトウェアですので,関心のある方は自分で試してみるといいでしょう: 【教育ツール】下記ソフトウェアはどちらも Paul O. Lewis 博…

東京大学理学部専門科目「生物統計学」2007年度第2回レポート課題

第2回レポート課題については,本日の講義のときに課題を配布しましたが,下記からもダウンロードできます: 第2回レポート課題(pdf: 127KB) なお,提出方法は,前回と同じく,メールでの提出となります.締切日は「2月6日(水)」です.

「1月24日の講義はベイジアンMCMC」

1月24日の第11回講義では,今世紀に入って「ベイズ統計学」を実践的データ解析ツールとしてさまざまな応用分野に一挙に広めたマルコフ連鎖モンテカルロ法(MCMC)を中心に話します.「ベイジアンMCMC」はみなさんが本郷に進学してから,データのモデリング…

「ハンドアウト(第11講)公開」

1月24日(木)の第11回講義で配布するハンドアウトはすでに公開しましたので,〈租界R〉からダウンロードしてください. 【追記】ハンドアウトの一枚にまちがいがありましたので,訂正版をアップしました.お手数ですが再ダウンロードをお願いします.(1…

「あと4回の講義内容」

この講義も残すところ,あと4回となりました(補講を含む).これまでの進捗を勘案して,これからの講義内容を次のように設定します: 1月17日(木) 計算統計学(2):ベイズ統計学 1月24日(木) 計算統計学(3):ベイジアンMCMC|多変量解析の心構え 1月…

「1月17日の講義はベイズ統計学」

1月17日の第10回講義では,ベイズ統計学について話します.基本となる「ベイズの定理」から始まって,アブダクションの基準としての事後確率最大化に進み,最尤法とベイズ法の比較をします.その後,ベイズ事後確率分布の計算を具体的な例を用いて説明し,…

「ハンドアウト(第10講)公開/第9講分の改訂」

1月17日の第10回講義で配布するハンドアウトはすでに公開しましたので,〈租界R〉からダウンロードしてください.また,前回(1月10日)のハンドアウトを改訂しましたので,こちらもダウンロードを.

「系統推定ソフトウェア」

今回の講義では,ときどき系統樹を推定するソフトウェアを用いたデモをしました.前回の講義では,ブーツストラップによる系統樹の信頼性評価の例示として: Tree analysis using New Technology (The Willi Hennig Society Edition, Version 1.1, December …

「系統樹の誤差って?」

系統樹の「誤差」が何かがよくわからないという質問がありました: 系統樹の枝の信頼性がブーツストラップで評価できるという話がよくわかりませんでした. 系統樹の信頼性とは,系統樹の各枝をサポートしている系統学的情報の強さがどれくらいかによって決…

「パラメトリック・ブーツストラップの問題点」

パラメトリック・ブーツストラップに関して,次のような質問がありました: パラメトリック・ブーツストラップにおけるモデル選択の妥当性はどうしたら評価できるのでしょうか.講義中のデモでは,母集団が正規分布の所からN=1000の標本をとり,そこから得た…

「リサンプリングの回数」

ブーツストラップやジャックナイフでのサンプリング回数についての質問がありました: リサンプルのためのサンプルは一般にどのくらいの大きさなのか? 一般論でいえば「リサンプリングの反復回数は多いほうがいい」ということになりますが,実際にはデータ…

「リサンプリング手法の使い分け」

計算統計学の手法の使い分けについての質問がありました: ブーツストラップとジャックナイフ(とモンテ・カルロ)のどれを用いるべきか,何か判断基準となるものはあるのでしょうか? モンテカルロが一番役立ちそうだか,もっとも間違いそうな感じがする.…

「語源」

前回の講義では計算統計学のいくつかの手法を説明しましたが,それに関連して: 「ブーツストラップ」,「ジャックナイフ」,「モンテカルロ」のそれぞれの語源を教えていただけるでしょうか? という質問がありました.いずれも印象的なネーミングですが,…

「レポート受領メール」

10日に提出を締め切ったレポートですが,レポートを送ったにもかかわらず,私からの受領メールをまだ受け取っていない履修生は,レポート不着の可能性が高いので,至急再送信してください. [追記]不着によるレポート再送信とその受領確認は1月12日に完了…

「ハンドアウト(第9講)公開」

1月10日の第9回講義で配布するハンドアウトはすでに公開しましたので,〈租界R〉からダウンロードしてください.

「第1回レポート提出(リマインダー)」

先月出題した第1回レポートの提出締切は「1月10日(木)」です: 第1回レポート課題 http://d.hatena.ne.jp/R-statistiker/20071220/1198169923 現時点ではまだ二人からしかレポートが届いていませんが,お忘れないように.

「1月10日の講義はリサンプリング統計学です」

あけましておめでとうございます.生物統計学の講義もそろそろ終盤を迎えます.今年もよろしく. 1月10日の講義では,計算機統計学によるノンパラメトリックな手法として,リサンプリング統計学について説明します.ここでいう“リサンプリング(resampling)…